目黒区目黒本町にある歯科医院、碑文谷コート歯科です。
梅雨明け宣言と共に暑さが本格化してきましたね。
ハンディファン・日傘・ネックリングなど、暑さ対策グッズを活用して健康に夏を乗り越えたいなと思います。
今月のブログは前回に引き続き「親知らず」についてお話しできればと思います。
親知らずのメリット
先月のブログでは「親知らずを抜いた方が良い?」というテーマで書かせていただきましたが、今月は親知らずのメリットについてお話しできればと思います。骨格が華奢になる・顎が小さくなる・などの様々な理由で3~4割程度の人しか親知らずがまっすぐ生えて来ない現代ですが、それでも生えてくる親知らずはあった方がいいのでしょうか?ない方がいいのでしょうか?意見が分かれるところだと思います。
親知らずが残せるケースは?
現代の骨格に合わせて、生えにくくなった親知らずですが、生えてきたら必ず抜かないといけないのでしょうか?
前回の内容と重複しますが、親知らずは必ずしも抜かなければいけない訳ではありません。
親知らずを残せる目安としては
・まっすぐ生えていること
・他の歯並びに影響がないこと
この2点が重視されると思います。
親知らずを抜かないメリット
それでは親知らずを抜かない場合のメリットについてお話ししたいと思います。
①永久歯の合計が最大32本に増える
親知らず4本が全て残せた場合、永久歯の合計が32本になります。なかなか珍しいケースに当てはまると思いますが、親知らずを全て抜いた場合、合計28本ですから、随分と大きい差がある気がしますよね。
②ブリッジの支台として使用できる
親知らずのお隣に生えている「第二大臼歯」は全ての永久歯※の中で平均寿命が最も短く、喪失しやすい歯の第1位です。そんな第二永久歯を失った際、親知らずがあればブリッジの支台歯として利用することができるため治療の選択肢が広がります。(※)親知らずを除く永久歯
③入れ歯の支台として使用できる
こちらはメリット②と同じく、第二大臼歯を失った時、義歯のバネをひっかける支台歯として使用することができます。インプラントやブリッジを避けたいと思った時に「親知らずがあって良かった」と、思われることもあるのではないでしょうか。
④歯の移植に使用できる
移植というと心臓や腎臓、角膜などを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は歯科でも機能していない自分の歯を、自分自身に移植する「自家歯牙移植」という治療法があります。この際、抜けてしまった歯の代わりに親知らずを移植することが可能になります。
自家歯牙移植は歯を失った時の第4の選択肢?
碑文谷コート歯科では、自家歯牙移植にも力を入れており、インプラント・ブリッジ・入れ歯に加えて歯を失った際の第4の選択肢と考えています。自家歯牙移植は、事前の精密な検査と条件さえ揃っていれば成功率の高い治療法です。
次回は「自家歯牙移植」について詳しくご説明したいと思います。
親知らずのことでお悩みがありましたら、碑文谷コート歯科までご相談ください。
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